2010年3月アーカイブ

高度14m

 史跡足利学校では、復原建物(方丈・庫裡・裏門)の茅葺(かやぶき)屋根を維持して

いくために、痛んだ部分に茅を差して補修する「差茅(さしがや)工事」を行っています。

 庫裡の屋根の高さは、最も高いところで地上から約14m。屋根の上から下を見ると、

絶壁であるように感じます。

 

100324 sashigaya.JPG

 

 

松並木

 入徳門から学校門にかけて、歩道の両側に植えられた松の木の根本に、栄養分を

たくさん含んだ黒土を入れてもらいました。

 寒かった冬をじっと耐えて、暖かい春の訪れを待っていた松の木も、よろこんで

いることでしょう。

 

100323 matsu.JPG

 

 

四十雀

お知らせ

 4月3日(土)午後7時からテレビ東京で放送される「土曜スペシャル

絶景!春のハイキング」の番組内で、史跡足利学校が紹介されます。

どうぞご覧ください。

 

 庭園に咲く梅の花も散りだしましたが、枝先ではシジュウカラが、ツピー

ツピーと明るい声でさえずっています。菜園場のモクレンの木に掛けられた

巣箱にもやってくるので、ヒナが生まれるのを楽しみに待っています。

 

100322 shijyukara.JPG

芽吹き

 菜園場に植えられた杏と白木蓮の花が競い合うように咲きました。北庭園の池の畔に

たつ垂れ柳も芽吹いて、新緑が目に鮮やかです。

 

万葉集から

 浅緑 染めかけたりと 見るまでに 春の柳は 萌えにけるかも (作者不明)

(あさみどり そめかけたりと みるまでに はるのやなぎは もえにけるかも) 

 意味:浅緑に染めた糸を掛けたのかと見違えるほどに、春の柳が芽吹いてきました。 

 

100321 shidareyanagi.jpg 

黄砂

 今日は、西風が大変強く吹いていて、空は中国大陸から飛んでくる黄砂のために黄色くなり、

山がかすんで見えます。

 史跡足利学校から400mほど南側には、東西にJR両毛線が通っていますが、風に乗って、

電車の走る音が良く聞こえます。

 

100321 kousa.jpg

さしがや工事

 史跡足利学校では、現在、復原建物(方丈・庫裡・裏門)の茅葺(かやぶき)屋根を維持していく

ために、痛んだ部分に茅を差して補修する「差茅(さしがや)工事」を行っています。

 復原建物の茅葺屋根は、長年にわたる風雨による劣化や、カラスより葺かれている茅の引き

抜き等があり傷みが目立つようになりました。   

 3月27日(土)には、史跡足利学校で「第1回全国論語素読の集い」が開催されるなど、春には

多くのお客様がお出でになることから、この時期に天候と相談しながら補修作業を進めております。

 

100315 sashigaya.JPG

 差茅作業のようす(裏門)             平成22年3月15日(月)撮影

3月の休館日のお知らせ

 3月15日(月)は、史跡内の点検と整備を行うため休館いたします。

 史跡足利学校へお越しくださいましたお客様が、快適に史跡内をご参観できるよう

努めておりますので、ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し

上げます。

 

 昨日からの雪は、この年一番の積雪となりましたが、とても湿った雪だったので

参観されるお客様が通る歩道には積もりませんでした。

 雪かきをしなくてはいけないと思っていたので、ほっとしています。

 

万葉集から

 梅の花 咲けるが中に ふふめるは 恋が隠れる 雪を待つとか(茨田王)

(うめのはな さけるがなかに ふふめるは こひかこもれる ゆきをまつとか まむたのおほきみ)

 

 意味:満開の梅の花の中には、まだつぼみのままでいるものがあります。

   そのつぼみには恋の心を隠しているのでしょうか。それとも雪の降るのを

   待っているのでしょうか。

 

100310 ume.JPG 

 (AM6:30 撮影)

春の雪

 朝から降っていた雨が、雪になりました。

 見ごろを迎えた梅の花が、寒そうにしています。暖かい春の訪れを、心待ちに

しています。

 

万葉集から

 梅の花 降り覆う雪を 包み持ち 君に見せむと 取れば消につつ(作者不明)

 (うめのはな ふりおほふゆきを つつみもち きみにみせむと とればけにつつ)

 

 意味:梅の花に降った雪を包んでお届けして、あなたにお見せしようとしたのだ

   けれど、そっと手に取ったはしから、はかなく消えていってしまいます。

 

100309 ume.JPG

桐箱

 国宝に指定されている書籍を収納している桐箱を新調しました。

 史跡足利学校には、国宝や重要文化財に指定されている書籍をはじめ、数多くの蔵書が

あります。貴重な書籍は、桐箱や帙(ちつ:和本を包むおおい。厚紙に布を貼って作る。)

などに納めて、温・湿度管理を行いながら保存しています。

 納品された新しい桐箱は、一冊ごとに横置きできる棚(抽出)を設け、棚の高さは一段

ごとに収納する本の厚さに合わせてあります。ふたは上からの被せ式にしました。

 書籍の移しかえが済みましたら、これまで使っていた桐箱は、別の書籍を保存するために

再利用します。

 

所蔵品のページ  http://www.ashikagagakko.jp/syokai/bunkazai.html

 

100309  kiribako.JPG

お知らせ

BSフジの番組で、史跡足利学校が紹介されます。どうぞご覧ください。

BSフジ 「プラチナ・シート」
放送日
  3月7日(日)午前8時から8時55分まで
  3月10日(水)午後11時から11時55分まで
  3月14日(日)午前8時から8時55分まで

「プラチナ・シート」は、車でまちを訪れ、そのまちの風景やお店などを

紹介していくドライブ旅番組です。

 今日はとても暖かな日で、庭園を飛び回る小鳥たちもうれしそうです。北庭園に

植えられた栗の木ではコゲラ(キツツキの仲間)がコツコツし、梅の木ではメジロ

たちが遊んでいます。

 孔子廟の西側に植えられている不断梅が、白い花を咲かせました。

 この不断梅は老木で、昨年の秋には台風の強い風にあおられて弱ってしまったため

肥料を与えたりしながら元気になるように手当てしていました。

 花が咲いたので、スタッフみんなで喜んでいます。

 

100303 hudanbai.jpg

 小中学生が史跡足利学校を描いた足利学校絵画大会の入選作品(庠主賞)が大きく

なりました。(幅2.1m、高さ1.5m)

 3月2日(火)、国道293号線がJR両毛線を越える永楽跨線橋の橋脚に、この

を描いた児童の手で取り付けられました。

 

100302 eiraku.jpg

 

論語の素読

 先日、市立北郷小学校の4年生、3クラスの子どもたち110名が史跡足利学校を訪れ

論語の素読を行いました。

 そのお礼ということで、本日、子どもたちから感想を寄せ書きしたパネルが届きました

ので、講師を務めていただいた須永先生に早速お渡ししました。

 とても素敵なパネルなので、ここに掲載させていただきます。本当にありがとうござい

ます。

 史跡足利学校では、論語素読のほかに、クイズを解きながら史跡内を参観する小中学生

向けのクイズラリーなども行っていますので、また来てくださいね。

 

100302 kitagou.jpg