史跡足利学校が所蔵する高橋泥舟(たかはし でいしゅう 1835~1903)に関する
資料のなかに「坂本良(龍)馬」らの名前の記述があることが確認されました。
この資料を、平成22年8月21日(土)から9月5日(日)まで、遺蹟図書
館で公開いたします。
高橋泥舟(たかはし でいしゅう)は幕末の幕臣で、勝海舟、山岡鉄舟と並んで
「幕末の三舟」と呼ばれ、槍術家として徳川慶喜の身辺警護にあたるなど活躍し
ました。
8月12日に、明海大学の岩下哲典教授(幕末史専攻)が高橋泥舟の伝記執筆
のため関係資料の調査に史跡足利学校を訪れ、高橋泥舟遺書16冊のうち「公雑筆
記」に「坂本良(龍)馬」の名前の記述があることを発見しました。
本資料は、文久2年(1862)から文久3年(1863)の頃に高橋泥舟が京都に
おいて諸藩の有志と交流した際、知り合った人物を書きとめたものと考えられる
ものです。聞き書きなので、龍馬を良馬と記してしまったようですが、ほかにも
武田耕雲斎(水戸藩)、中岡慎太郎(土佐藩)、秋月悌次郎(会津藩)らの名前
も見え、泥舟の人物評が貴重です。
